昭和50年3月16日 春の総会
                           中村良一


大祭を一月後に控えて、この様にして総会が持たれ、開かれる訳です。大祭は、神様の為に行うとか、教会の為に、大祭が奉仕されるのではなく、一人ひとりのご神縁を頂いておる、日頃おかげを受けておる氏子総員で、全部で、そのお礼を現すのが御大祭です。ですから、一月前に、まぁ大祭を迎えさせて頂きます一月前に、果たして、私共の信心が、その様に心組みが出来ておるか。おかげを頂けれる状態にあるかどうかを、いわば、確かめてみる、一つの機会にしなければならない。そして、一月後に奉仕される御大祭に、本当に、折角の神恩報謝の心を、大祭に現すのですから、ね。せめて、一月ぐらい前から、その事の準備にかからせて頂く。勿論、形、心の上もそうです。をさせて頂こうと言うのが、そもそも、合楽の教会の総会の意義であります。ですから、総会を境に一つ、ね。生き生きとした信心を、改めて、頂き直して、そして大祭に向かいたい。そういう内容を持っての総会でありたいと思います。どうぞ。